「僕は悔しさを味わいたくて、日本を出たのだ」
イタリア、イングランド、そして日本代表とサッカー選手として有名な著者が自らのサッカー人生を通して学んだ「察知力」を綴った一冊。
著者自身の失敗経験のエピソードとからめながら、常に周りに順応する姿勢、常に挑み続ける姿勢の重要さを説いています。
以下ピックアップ
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・2007年MVPをとったとき考えたのは喜びよりも先に「来シーズンのために何をしなければならないか」だった。
・危機感を持たないとすぐに他人に追い越されてしまう。
・足りないものがわかれば、それを埋めることを考えればいい。負けても得るものはあると考える。
・勝利がもたらすのは生きる糧であり、進化の糧ではない。「負け」はより多くの糧をえるためのきっかけを与えてくれる。
・「おいていかれちゃう」という危機感がずっとある。なくならないとも思う。
・自分の思うように行かない現実を不満に思っててもいいことは何もない。
・ただがむしゃらにやればいいってもんではない。自分には何が足りないのか、危機を察知して、周囲の空気を読むことが重要だ。
・ちょっと遠回りすることになっても、目標を忘れなければたどり着けると信じている。
・ノートに書き出して一度言葉にすると整理されるので、人に伝えやすい。チームメイトとのコミュニケーションのためにも自分の考えは常に整理しておく。
・自分が立っている環境を理解して準備する。
・試合に出続けるためには監督のサッカーを理解し、対応する必要がある。そのために多くの引き出しを準備しなければならない。
・引き出しとは、積み重ねた経験からくる対応力。過去の体験を活かし解決策を模索する。
・悩む作業が自分を伸ばす。
・自分より巧い人間に囲まれてプレッシャーを感じていないと絶対に巧くならない。
・ベンチで試合を見ていても得るものはない。どんなポジションでも先発に選ばれて、グラウンドに立つべき。
・うまくいかないときは必ずある。壁が見えるときはいいほうだ。乗り越えればいいだけだから。壁すら見えないときは考える。察知して乗り越えるべき壁を探せ。
・環境を変えるだけではだめ。逃避で終わることもある。なりたい自分を想定し、そのための場所を選ぶこと。
・プロ契約を結べたことで満足する選手はいない。契約はあくまでも出発点。皆が上を目指している。
・新しい環境に馴染む努力をしないなら、環境を変えた意味がない。
・自分を周囲に理解してもらえる環境を作る。
・前の環境と今の環境を比べる暇があるなら馴染むために時間を使え。
・今までやってきたことに「今できること」を確実に肉付けしていくイメージでステップアップしていく。
・トップクラブと対戦し、まだまだやることがあると感じた。だからこそまだ伸びる可能性がある。
・自分の特性を活かすためにも、自分にできることとできないことを知ることは大事だ。
・監督がほかの選手に指示することも「自分のために言っているんだ」と思いながら聞いている。
・他人を妬んでいても伸びない。自分の足りない力を分析しないで他人を妬んでも意味がない。
・調子がいいと満足するのがイヤ。「もっとやらなくちゃ」という欲が薄れるのが怖い。
・ふてくされる時間が一番無駄。
・未来に活かすことができれば、失敗も成功だ。
・成功だったかどうかなんて引退してから考えることだ。
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すべての理想を目指す人に共通して参考にできる視点がいくつもありました。
やはり姿勢と時間が大事。
常に挑み続けるという姿勢を崩さないこと。
誰にでも一日24時間しかない時間を有効に活用すること。
中村俊輔も勝間和代も、プロフェッショナルはやはり時間にシビア。
本田宗一郎も。
自分を見つめ、いまある資源(技術、知識、時間、財力)すべてを有効に使うことの大切さを再確認させていただきました。