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命を救うストロー・Vestergaard Frandsen・Life Straw

日本は世界有数のきれいな水が飲める国です。
私たちは水に困ることは大きな災害に会う事がない限りないといっていいと思います。

今この瞬間、キレイな水がなくなったら?

現在、きれいな水を飲めない環境にある人が世界に10億人いるといわれており、世界の貧困層の約半分が汚い水が原因の病気に苦しんでいるといわれています、
毎日平均6000人の人(主に子供)が汚い水が原因で亡くなっています。

国際社会は2015年までに世界中の安全な飲料水を安定的に利用できない人を半減することを目標にしています。

しかし近年水等の資源エネルギーは投機の対象になるようにもなり、各国の利害に関わる重要な資産にもなってきていることや、未開拓の土地に上下水道を確保するための莫大な資金を出す企業・国がないなどの諸要因もあり、目標の2015年にアフリカやアジアの貧しい国全てにきれいな水インフラが出来る見込みはありません。

この問題に一石を投じるプロダクトデザイン「LifeStraw(ライフストロー)」というものがあります。
これは水を濾過する特殊なフィルターと筒(ストロー)で構成されるプロダクトで、売価は約3ドル。
スイスのVestergaard Frandsen S.A.が販売しています(社長は元ヒッピー)。
lifestraw2.jpg
TH_lifestraw_084505.jpg


ライフストローで直接汚れた沼や川の水を吸えばキレイな水として飲むことが出来るようにします。
一年ほどはフィルターの交換も不要で電力もいりません。

今まで人が飲むことが出来なかった莫大な量の水を飲める水に変えたという見方をすれば革命的なサステナブルデザインだといえます。

実際に使われているアフリカ等ではLifeStrawは憧れのおしゃれなステータスアイテムとして受け入れられ、首から提げることがファッションカルチャーにもなっています。

デンマークの番組にVestergaard Frandsen社長のお父さんが出演し「トイレの水をライフストローで飲む」という実演が強烈なインパクトを残しました。


LIFESTRAW.jpg

たった3ドルとデザインで救える命がたくさんあります。

ライフストローの買い手は、貧困国の政府や厚生省、国連、世界銀行、グローバルファンド、現地で貧困問題に取り組むNGO等です。ライフストローは各組織を通じて安価あるいは無償で人々の手に渡ります。
Vestergaard Frandsen S.A.は非営利企業やNPOではなく、この事業にれっきとしたビジネスとして取り組み、かつ好調な業績を残すことで「社会的問題を解決する事業」がちゃんと仕事になるということを私たちに示してくれています。
ライフストロー
http://www.lifestraw.com/


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2008年01月17日 09:31に投稿されたエントリーのページです。

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