IPCC(気候変動に関する政府間パネル)とは、各国が代表者とお金を出し合って、気候変動の原因や影響を議論・究明することを目的として作られた機関です。
IPCCとはIntergovernmental Panel on Climate Changeの略称で、国連環境計画(UNEP)と世界気象機関(WMO)が共催する国際機関として1998年に設立されました。
IPCCは定期的に気候変動に関する研究をまとめた報告書を発表しています。
2007年11月に第4次統合報告書が発表される予定になっています。
この報告書は世界中の科学者が行った気候変動に関する実験の結果や論文等を精査・集約したものを基本としてつくられており、以前に発表された学術論文の集大成として非常に信頼できる報告書であると見られています。
2500人以上の科学の専門家が編集に携わっています。
IPCCの発表する報告書はその性質上「ごく最近発表された研究結果」を盛り込むことが難しいため、情報が数年古いものになってしまうという弱点も持っています。
また、環境に対する政策の異なる各国の代表者によって内容が議論されるため、事実よりも楽観的な見方の報告書になってしまう可能性もはらんでいます(温暖化に関する報告が楽観的すぎるとの見方もされている。これは温暖化に対する世界的対策を進めたい欧州と、温暖化対策にあまり乗り気ではないアメリカや中国、ロシア、ブラジル等の対立議論が原因と見られる)。
いくつかの懸念材料を抱えてはいますが、2007年現在IPCCの報告書は、私たちが地球環境を考える上でなくてはならない情報源となっています。
↓クリックで応援お願いします!
econaniに一票!人気blogランキングへ