放射性物質とは、放射能(放射線を放つ能力)を持った物質のことです。
ウランやプルトニウムのようにはじめから放射能をもっているものと、放射線を浴びること(被ばく)で放射能を持ってしまった物質を総じて放射性物質といいます。
放射線とは高いエネルギーを持った電磁波やビームのことをいいます。レントゲン写真で使われるX線も放射線です。
一般的には放射能=毒という意味合いで受け取られていますが、これは完全な間違いです。
海草や空気、地面、野菜にも放射能はあります。人体は日常で常に被ばくしています。
問題視されているのは放射線障害(大量の被ばくによる障害)を受けるような類いの有害な種類の放射線です。
核燃料再処理施設の話題で出てくるプルトニウム等の放射性物質がなぜ人体に有害といわれているかというと、プルトニウムが放つ大量の放射線による放射線障害が人間のDNAを損傷させ、細胞の活動が異常化、がんや白血病、これから生まれてくる子供達への遺伝子異常を引き起こし、まだ見ぬ恐ろしい異常をも引き起こす恐れがあるからなのです。
使用済み核燃料(核廃棄物)は被ばくし放射能を帯びています。それらがちゃんと管理されないと放射性物質が環境に広がり、海や川すらも放射能を帯びてしまいます。 放射能を帯びた魚を私たちが食べることになります。
ちなみにテレビ等で使われている「放射能漏れ」というコトバは間違いです。正しくは「大量の、人体に有害な放射性物質漏れ」でしょう。