<除草剤の影響を受けない農作物>
除草剤(農薬)の影響を受けなくするタンパク質を作る遺伝子を組み込み、除草剤をまいても枯れない農作物を作ることができます。
<害虫をよせつけない農作物>
害虫の天敵である微生物から、害虫を殺すタンパク質を作る遺伝子を取り出して、これを農作物に組み込むことで、害虫をよせつけない農作物を作ることができます。
<日持ちがいい農作物>
果実が熟する時に働く酵素をおさえる遺伝子や、果実の成熟や植物の老化を抑える遺伝子を組み込むことで日持ちがいい農作物を作ることができます。畑で完熟させてから収穫できるので風味もよく、カビなどの発生も少なくなります。
<雄性不捻性・不捻性回復性の農作物>
雄性不稔性とは、植物が自家受粉できないことをいいます。
植物は自家受粉ができないと他家受粉によって雑種を生み出すことで繁殖しようとします。その性質を利用し、生命力のある雑種(新種)を作ることを目的として雄性不捻性遺伝子が用いられます。
強い生命力を持つ品種ができたら、今度は雄性不捻性遺伝子を働かなくする稔性回復遺伝子を組み込むことで作物の自家受粉機能を復活させ、収穫量を上げることができます。
このように遺伝子組み換えによって、農作物の生殖機能をコントロールすることができ、品種改良を容易にできます。